負のループから抜けだす方法 [前編]

瞑想

初めまして!!

このサイトでは海外のインフルエンサーや起業家を中心に人生よりよく生きるための知識を皆さんと共に学んでいきたいと思います。

「勉強しなくてはいけないのに気付いたらスマホを触っている」

「気付いたらお菓子をつまんでいる」

「わかっているけどやめられない」

多くの人がこのような悩みを抱え,そしてどうすればいいかわからない状況に陥っていると思います。

そこで今日はスタンフォード大学の准教授であり,神経科学者でもあるアンドリューヒュバーマン博士とトラウマ治療や依存症回復の専門家でスタンフォード大学の研究にも協力しているライアン・ソアヴェ博士の対談動画を参考に負のループから抜け出す方法を解説します。

今回参考にした動画はこちら↓

依存とは

人間は不快な状態にある時,痛みを経験している時,最初の反応としてその状態から抜け出そうと反応して,そしてストレスが大きくなると早くその状態から抜け出せる即効性のあるものを探すようになります。その結果お酒や薬物に対して依存します。

依存の定義として大きなことはあなたがそれを支配しているのか,逆にされているのかです。

そしてその大きな指標は,1ヶ月やめる,距離を取ることができるかです。依存状態に陥っている人が止めようとしている時はやっている最中のことが頭に思い浮かび,またはどうすればやめられるのかをひたすらに考えてしまいます。そのような場合は依存しているサインです。

この依存状態を2つの側面からアプローチしてどうすれば依存などの負のループから抜けることができるか解説します。

解決法その1 ストレスが発生する前に対策をする

依存症というのは苦しい環境から逃げる,対処するための方法にすぎません。ストレスを感じた時にそれの発散方法として依存状態に陥ってしまっている可能性があります。

そのような人が大切なのは苦痛耐性を築き,不快や痛みに直面しても短期的な快楽を選ばないようにすることです。人は強いストレスも耐えたり,立ち向かうことができるようになると人生の満足感や喜びも大きくなっていきます。

ここで大切になってくるのが自己内省による明日の予測&予防です。

「明日の感情の天気予報」を作る

これに近い考え方が「if then ルール」という名前で知られています。

まず自分の感情について理解しましょう。自分がどんなタイミングでどのような感情を抱き,落ち着きがなくなったり,イライラしたりするのか認識することが大切です。

そして1日の大まかな予定を整理,把握しどのタイミングで感情の乱れやストレスが発生するか予測します。例えば移動が多い日は、自己理解があれば自分が焦りやすく、支配的になりやすいことを予測でき,そうすれば1日の中で起こりうる感情の乱れを予測できます。

電車の通勤で,遅延してイライラする予測を立てたなら通勤時間を変えてみたり,遅延した時にすることを決めておくことで予防することができます。

1日の目標を決める

今日は我慢強く,そして優しく親切でいると決めて生活するとストレスが溜まったタイミングでその目標を思い出し感情を抑えることが出来ます。

この時重要なことは先ほどの感情の天気予報を併用することです。目標を定め,その目標の邪魔となる瞬間を予測しその時にとる行動を決めておきます。深呼吸をするなどの簡単なことで構いません。

そしてその目標や予防対策はしっかりとノートやスマホなどを使って実際に書きましょう。この一手間で大幅に効果が変わっていきます。

解決法その2 ストレス耐性をつける

ストレスはどれだけ予防してもストレスは必ずあなたの元にやってきます。よって逃げる,避けるのではなく向き合っていくことも大切になっていきます。解決法その2ではストレスがやってきた時の向き合い方,乗り越える力を鍛えていきます。

瞑想,冷水浴

瞑想はこのブログでは何度も大切さについて書いてきました。瞑想は紀元前から存在し今では科学的に認められている方法です。瞑想についてはこちらをみてください。

/スタンフォード大学准教授に学ぶ過去と未来を排除する究極の瞑想(前編)

意識が過去や未来に向かってしまうと体が自動的に闘うか逃げるかの極端な選択を取ろうとしてしまいます。これによってストレスに対して向き合う機会が減ってしまい結果としてストレスに過敏に反応して依存症などの負のループに陥りやすくなります。ストレスを感じた時はその時活性化する交感神経を抑えるように働かせるのではなく瞑想などによって活性化する副交感神経を活性化させる方が効果的です。瞑想を習慣化し他にもたくさんのメリットを享受しましょう。

そしてここでは冷水浴について紹介します。冷水浴は簡単に説明するとアドレナリン反応を起こすために行います。アドレナリン反応の直後は脳の前頭前皮質が停止状態に陥り,正常な判断ができなくなります。

頭に血が上った時,思っていないことが口から出てしまったり,感情を抑えられなったりする時も同じことが起きています。ただこの停止状態は20秒ほどで元に戻るので冷水浴で体や脳にアドレナリン反応を慣れさせていきましょう。

冷水浴,コールドシャワーもたくさんのメリットがあります。

こちらもまとめているのでぜひみてください。

神経伝達物質であるドーパミンを活用した最強の成長マインドセット

そちらでも詳しく書いていますがただ5℃を下回る水温で行うと体に大きなショックを与えてしまいます。また,心臓病などの心臓が弱い方はそれ以上の温度でも影響が出てしまう可能性があります。極端に冷たい水温で控えるようにしましょう。

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