自然(Nature)によって集中力を上げる方法 後編

男磨き

初めまして!!

このサイトでは海外のインフルエンサーや起業家を中心に人生よりよく生きるための知識を皆さんと共に学んでいきたいと思います。

今回は後編になります。前編を見ていない場合はこちら↓

自然(Nature)によって集中力を上げる方法 前編

またこちらの動画を参考に作成しています↓

SNSの危険性

SNSやスマートフォンは凄まじいほどに私たちの注意力を奪っていきます。優しい外発注意ではなく自身の全ての意識のリソースを持っていきます。

これが私たちが集中できなくなってしまう大きな要因の一つです。

例えば作業中に音楽を聴いている人は勉強に使うための注意力の一部を音楽を聴くことに無意識に使っています。

またスマホを触ってから作業に集中するためにかかる時間は約23分と言われています。そもそも今の私たちは23分集中することが難しいかもしれません。

テレビやマルチタスクについて

たとえテレビなどのSNSと比べて刺激が少ないもの(受動的)でも同じように集中力が奪われていきます。ある2010年の研究でテレビを長時間見た後は体は疲弊し怒りっぽくなります。

勉強休憩でテレビを見たりyoutubeを見たりしても実際はむしろ集中力が奪われ全く集中できない状態で勉強に戻ることになっています。そして集中力が奪われたことにも気づけず勉強に戻ります。

昔はハッシュタグなどの流行の持続期間が40時間だったのに対して今では20時間ほどだそうです。また映画も昔は3ヶ月ほど注目されてたのが今では1ヶ月半で注目が終わってしまいます。これからもわかるように私たちの集中力は年々落ちています。

マルチタスキングも注意力を半分に分割して使用しているのでマルチタスクが習慣になっている人は気をつけた方がいいです。作業をしているときに携帯の通知を気にしてしまうこともマルチタスクと同じでヒューバーマン博士は携帯を一切持ち込まない作業をするためだけの地下室で作業しているそうです。

集中力を鍛える

自然との関わりが集中力のリセットであるならば,集中力を鍛えるのは瞑想になります。脳は行動を何度も行い習慣化することで脳の神経回路が変化する神経可塑性を持っています。

瞑想を行うことで神経可塑性により,集中力が鍛えられていきます。効果としては自然と関わることで得られる集中力のリセットと似ているところが多いですがこの二つを並行して行うことでより集中力を維持して作業することができます。

瞑想については過去に解説しています↓

/スタンフォード大学准教授に学ぶ過去と未来を排除する究極の瞑想(前編)

しかしこれは逆に悪習慣を繰り返すことで脳がそれに対して反応してしまいより悪習慣が定着するので気をつけてください。

自然が与える健康

有名な研究で窓から自然が見えた病室とレンガの壁しか見えない病室だと,胆嚢の手術を受けた後自然が見える病室の患者の方が1日早く回復し,鎮痛剤の使用量も少なかったということがわかっており,自然は心身ともに良い影響を与えてくれます。

トロント大学の研究では街の通りに木が一本増えるだけで住民の主観的な健康度が1%増加し,脳卒中や糖尿病などの病気の発症率が1%下がるという実験データがあります。これらは相関関係などを元にした研究なので明確なエビデンスがあるわけではありませんが自然が私たちの健康に良い影響をもたらしている可能性は高いでしょう。

現在,部屋に観葉植物を置いたり,自然の要素の1つとも言えるフラクタルなデザインや曲線といったバイオフィリックデザインを取り入れることが世界中で広まっています。これらが増えると安心する等良い影響を与えることがわかっています。そしてそれは部屋に曲線を取り入れたり,フェイクプラントを置くことでも効果があることがわかっています。

そして自然の効果はうつ病などの精神的に苦しい状況下である人の方が通常より大きな効果を示します。自然には私たちがわからないほどの無限の可能性を秘めているのかもしれません。

まとめ

私たちの集中力は自然によって回復することができます。20分の散歩を取り入れ,自然との関わりを増やし,SNSなどとの関わり方を考えてやるべきことをこなしていきましょう。

マーク・バーマン博士はこう言います

「自然は生活をよりよくするものではなく私たちのポテンシャルを引き出すために不可欠なものである」

散歩のハードルが高い人は自然の音を聞いたり,風景の写真を眺めて最終的には散歩を習慣化してより良い人生にしていきましょう!!

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