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このサイトでは海外のインフルエンサーや起業家を中心に人生よりよく生きるための知識を皆さんと共に学んでいきたいと思います。
今日,瞑想やジャーナルなど,自分自身と対話していき本当の自分を探すことが世界的にも流行し日本でも知名度を上げてきています。皆さんは本当の自分の姿を知っていますか?今日はアンドリューヒューバーマン博士とマルサ・ベック博士の対談をもとに自分自身を見つめる「理想の日」について解説します。
マルサ・ベック博士はハーバード大学で学士、修士、博士号を取得し、数々のベストセラー著作をもっています。個人の「本質的な自己 (Essential Self)」とつながり、自分らしい生き方を実現する実践的ワークを数多く提唱しています。実際にその場で体験できるワークを通じて、自分の深層にアクセスする方法を理解できるよう、神経科学的な裏付けにも触れつつ解説していきます。
今回参考にした動画はこちら
「理想の日とは」
ここでいう理想の日とはマルサ・ベック博士が提唱する10分から30分ほどのエクササイズのことで,これを通して自分自身を見つめていきます。
やり方はとても簡単です。
1.「理想の日」を感じ取る
皆さんは目を閉じ、頭の中に自然に浮かんでくるままに「聞こえてくる音」を受け取ったことがあるでしょうか?博士はまず、最初に聞こえる環境音(鳥のさえずり、街のざわめき、自分の呼吸音など)を“作り出す”のではなく“受け取る”姿勢が重要だと強調しています。これによって、「理想の日」の五感がゆっくりと立体的に立ち上がってくるのです。
2.五感で環境を詳細化する
音に続いて、次は身体の感触や温度、香り、光の色合いなど順番に五感をたどります。例えば「朝のベッドに深く沈む重み」や「ハーブティーのやさしい香り」「柔らかな朝日のまぶしさ」など、できるだけ具体的に。博士はこのプロセスを通じて脳の“指向的注意”が鍛えられ、無意識のうちに自分を理想の状態へと導く選択を取りやすくなると説明しています。
3.登場人物とストーリーを紡ぐ
理想の風景には、どんな人たちやペットが登場していますか?
ベッドの横にいるパートナーや子ども、見える窓の外の景色(山、小川、都市の朝焼け…)などを細かく思い描きます。想像に身を委ねてください。博士はこの過程を「三つのエンド(Three Ends)」と呼び、関係性や役割、名前まで特定できると尚よいと語ります。名前すらわからなかった人物の輪郭がここでクリアになり、イメージ全体がよりリアルに感じられるようになるのです。
「思考は現実化する」や「物語思考」など,なんだか似たような,聞いたことがあるような考え方ですがこれは実践してみないと結果はわかりません。一度騙されたと思ってやってみるのもいいでしょう。
苦しみを受け入れる
苦痛や不安が心の中に押し寄せた時,皆さんはどうしますか?理想の日をイメージしたり,自分と対話したりしている時,「なんで今こんなことしてるんだろう」,「何もかもうまくいかないな」と自暴自棄になることがあると思います。そんな時は苦痛や不安を消そうと“抵抗”するのではなく、自然に湧き上がる慈しみの心を苦痛へと向まず「苦しみ」をありのまま受け止める,そして;「そこにいていい」と許容しながら観察することが重要です。一見何も効果がなさそうに見えますが実践すると苦痛の質や強度が変化し、苦しみと平和が同居する“二重の視点”を得ることができます。また,その苦痛や不安を否定するのではなく,感じて今の自分に対して親が子を労るように自分自身と対話することでさらに ストレス耐性だけでなく,自己管理能力も向上していきます。
瞑想の重要性
ここで気付いた人もいるかもしれませんがこれは瞑想に近いエクササイズになります。私がこのブログを通して大きく皆さんに伝えたい内容の一つに瞑想があります。私も瞑想に関して昔は半信半疑でやってみても三日坊主で終わってしまうことが多かったです。そこで今回わかりやすく効果を感じるためにやっていただきたいことがあります。それは「1時間に1回瞑想をする」ということです。1時間に1回,5分でいいので瞑想をします。詳しい瞑想方法は過去に解説しています。
スタンフォード大学准教授に学ぶ過去と未来を排除する究極の瞑想(前編)
4回ほど行ったところで心の落ち着き方が段違いでその差に愕然とすることでしょう。最初の方は呼吸に集中できず,他のことを考えてしまうかもしれません,ただ回数を重ねるたびに段々と集中することができます。
まとめ
自分自身と向き合うこと,それは自分が今まで目を背けていた過去や現実と向き合うことです。もちろん辛いことだってあります。ただ向き合ってみると意外と大したことないことに気付くと思います。そして辛かったとしても今回紹介したことを踏まえて過去と決別しこれからの自分と未来を歩んでいきましょう!!
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